ステータスページの作り方 - 顧客の信頼を得る透明性の高い稼働報告
SaaSやWebサービスに必須のステータスページの作り方を解説。UpGuardianの無料プランで5分で公開できるステータスページの設定方法を紹介。
TL;DR
ステータスページとは、サービスの稼働状況を顧客に公開するページです。StripeやGitHubなど99%のSaaSが公開しています。UpGuardianなら無料プランでもステータスページを作成でき、status.yourapp.comとして公開できます。設定は5分で完了します。
ステータスページとは
ステータスページは、Webサービスの稼働状況をリアルタイムで公開するページです。主に以下の情報を表示します:
- 現在のステータス: All Systems Operational / Partial Outage / Major Outage
- 稼働率: 過去30日・90日の稼働率(例: 99.98%)
- インシデント履歴: 過去の障害と復旧時間の記録
- メンテナンス予定: 計画メンテナンスのスケジュール
なぜステータスページが必要なのか
ステータスページが重要な理由は3つあります:
1. 顧客の不安を即座に解消
サービスが遅い・エラーが出ると、ユーザーは「自分だけの問題か?」と不安になります。ステータスページで「現在調査中」と表示することで、サポート問い合わせを50%削減できます(StatusPage.ioの調査)。
2. SLAの透明性証明
エンタープライズ顧客は、SLA(99.9%稼働保証など)の実績を求めます。ステータスページで稼働率を公開することで、技術的信頼性を客観的に示せます。
3. インシデント対応の記録
過去の障害と復旧時間を記録することで、「迅速に対応している」という印象を与えられます。障害そのものよりも、対応の速さと透明性が評価されます。
ステータスページの作り方(UpGuardianの場合)
ステップ1: ダッシュボードにアクセス
UpGuardianのダッシュボードにアクセスします。無料プランでもステータスページ機能が使えます。
ステップ2: 監視サイトを追加
ステータスページに表示したいサービス(例: Webサイト、API、管理画面)を監視対象として追加します。
ステップ3: ステータスページを有効化
「ステータスページ」タブで「公開する」を選択します。URLは自動的に生成されます(例: https://status.upguardian.com/your-app)。
ステップ4: カスタムドメインを設定(オプション)
スタータープラン以上では、カスタムドメイン(例: status.yourapp.com)を設定できます。CNAMEレコードを追加するだけで簡単に設定完了。
ステータスページに掲載すべき項目
効果的なステータスページには、以下の要素を含めましょう:
1. システムステータス(リアルタイム)
各コンポーネント(Webサイト、API、データベースなど)の現在のステータスを色分けして表示:
- 緑: Operational(正常稼働)
- 黄: Degraded Performance(パフォーマンス低下)
- 赤: Outage(障害発生中)
2. 稼働率の統計
過去30日・90日の稼働率を%で表示。99.9%以上を維持できていれば、大きな信頼材料になります。
3. インシデント履歴
過去の障害と、その対応履歴を時系列で表示:
- 発生時刻
- 影響範囲
- 復旧時刻
- 根本原因(Post-Mortem)へのリンク
4. メンテナンス予定
計画メンテナンスのスケジュールを事前に告知。ユーザーは予期せぬダウンと計画メンテナンスを区別できます。
ステータスページのベストプラクティス
1. 障害時は迅速に更新する
障害検知から10分以内に「現在調査中」のステータスを投稿しましょう。無言が最もユーザーの不安を煽ります。
2. 復旧後にPost-Mortemを公開する
重大な障害の後は、原因・対応内容・再発防止策をまとめたPost-Mortemを公開します。透明性が信頼を生みます。
3. メール通知・RSS購読を提供する
ステータスページを定期的に確認するユーザーは少ないため、障害時のメール通知やRSS購読を提供しましょう。
4. モバイルフレンドリーにする
障害時、ユーザーはスマホでステータスを確認します。レスポンシブデザインは必須です。
有名企業のステータスページ事例
Stripe(status.stripe.com)
API、Dashboard、Connectなど、コンポーネント別に詳細なステータスを表示。インシデント履歴も充実。
GitHub(www.githubstatus.com)
シンプルで見やすいデザイン。各機能(Git Operations、API、Webhooksなど)のステータスを一目で確認できます。
Cloudflare(www.cloudflarestatus.com)
世界中のデータセンターの稼働状況を地図で表示。グローバルサービスならではの工夫。
無料で使えるステータスページサービス
UpGuardian以外にも、ステータスページ専用のサービスがあります:
- UptimeRobot: 無料プランでステータスページ作成可能
- Statuspage.io(Atlassian): 有料($29/月〜)だが、エンタープライズ向けの高機能
- Sorry™: ミニマルなステータスページサービス($7/月〜)
まとめ
ステータスページは、SaaSやWebサービスの信頼性を示す最も簡単な方法です。障害時の透明性がユーザーの信頼を維持します。UpGuardianなら無料プランで今すぐステータスページを公開できます。5分で設定を完了しましょう。